全国板金業者東京大会へ埼玉から61名で参加!

年に一度開催される全国板金業者大会が5月25日東京の地で開催され、野口理事長率いる我が埼玉県板は各支部長からの呼びかけにより61名もの参加者が有明GYM-EX(ジメックス、江東区)に集結した。この会場は東京2020オリ・パラ大会の体操競技会場を都が中小企業振興のために展示会場として整備したもの。当日会場へ到着すると3200名に及ぶいわゆる「板金屋」がアリーナを埋め尽くしているその光景はまさに圧巻である。

東京都での開催はNHKホールにおける第37回大会以来36年ぶり64回目。第73回となる今回のテーマは「全板連グループの連携と組織力で困難な時代を乗り越える」とし、大会会長は「すべての組合員が一致団結して強い組織力を築き、賛助会員や関係機関みなさまと協力し合い、困難な時代を乗り越えていきたい」と天野宏昌全板連理事長。

また、表彰式では伊藤孝栄(前理事長)への感謝状表彰の他、功労賞、全国建築板金競技大会の入賞者の表彰などが行われた。

展示会場では商社・メーカーなどの他、東京都板技能士会も出店。「コロナ禍も落ち着いて展示販売での売れ行きもコロナ禍前に戻りつつあり好調になってきている」と出店業者。

また、大会宣言では「2024働き方改革」での時間外労働規制(猶予5年)の施行や建設キャリアアップシステムなどの処遇改善への取り組み、魅力ある業界づくり・連携と組織力の強化など5つの目標を宣言し、一致団結した大会となった。

そして、全てのプログラムを終えると我々埼玉県板一行は本大会の情報交換と親睦を兼ねて懇親会を新橋駅前の料理店で行った。野口育夫理事長からは担当委員長や参加者への労いの言葉とともに「この勢いを止めずに今後の活動への協力をお願いしたい」と述べられ、参加者一同で心(思い)を一つにした。

来年の2024年大会は初の岡山県での開催となる。

~お客様は神様・・・、なのか~

お客さまの前では、神様に向き合い心を静かにすることと同じように対応するということであって、お客さまの言うことは何でも聞きますということではありません。(中略)お客様と従業員がお互いに尊敬の念をもって正当な対価が交わされることが重要です。  ~来賓挨拶より~

【全国建築板金業者大会とは】

全国の板金業者が集結し業界の方向性と情報を共有し団結する大会。また各企業の展示会等で製品の最新情報を発信し、前夜祭を含めた2日間にわたる板金業界の一大イベント。