2024 板金大実験 5年目の結果報告(ダイジェスト版)
令和6年7月7日(日)、猛暑の中、月星商事㈱埼玉支店にて約30名の参加者にて実施。是非体感してもらいたいと思っている青年部からも多くの参加もあり、例年より早く草刈が終了。
司会進行は深澤仁理事。染谷悦弘技術技能委員長挨拶の後、野口育男理事長挨拶、月星商事㈱菅野厚一支店長(写真①)、日新工業㈱佐藤隆英部長挨拶のあと、㈱タニタハウジングウエアの大町健太郎部長と飯島清一課長にもご参加頂いた。伊藤孝栄前理事長からも笑顔のご挨拶。
10年長期暴露試験の折り返しの5年目。早速、ルーフィングが上と下の場合の試験体5枚目まで全てはがして中の様子を観察する。前年までと同様で、ルーフィングが上の場合はその端部で水は止まり(写真②)、下の場合は水返しまで戻っていた。(写真③)
また、昨年ルーフィングの半端を唐草の上に置いて実験した結果は、その端部で水の戻りは止まっており、効果を確認。防水テープの3種類の貼り方違いでは、まだその違いがわからないのでそのまま継続して様子を見る事にしました。
実は、錆びの実験も同時進行中。実験開始から4年が経過しているが、どのビスも全く錆びが出てこない。どうやら、西向きの日当たり良好の設置場所がマイルドな環境らしく、錆びづらい条件らしいのだ。そんな結果が出ない実験も傍らで進行しているので、㈱タニタハウジングウエアより、大町部長と飯島課長に錆びの専門的な立場からの協力依頼。錆びの専門家でもある飯島さんに寄稿して頂いた。
今年の詳細実験結果については、誌面の都合上、全板新聞2025年1月1日号に詳細報告をするのでそちらをご覧下さい。
月星商事㈱埼玉支店の皆様には心より御礼申し上げます。
(板金NEWS426号より)


