第55回通常総会開催される!

 令和4年3月25日、上尾文化センター301会議室にて、第55回通常総会が参加者28名(委任状52名)で開催された。会場室内は一部天井が低くなっており、換気設備が整備された様子。

 司会は小野寺青年部部長。開会の辞を神田副理事長。物故者に黙祷後、伊藤孝栄理事長から、過去2年会員増強に努めた結果、現在142社まで復活する事が出来た。これからもより多くの方に会員になってもらうと共に新規会員の方から学べる事も多いはず。切磋琢磨しながら様々な活動をしていきたい。更に、支部長会を立ち上げた事により、支部長の皆さんからより多くの意見を頂けるようになった。各支部の発展が組織全体の発展になる。是非それぞれの支部活動も積極的にお願いしたいし、お手伝い出来る事があれば全力で協力したいとの挨拶。

 その後、退任理事表彰として、山田上(川越)武井陽一(上尾)志水宏之(岩槻)の3氏が表彰された。来賓として、山田上様(埼玉県板金工業組合顧問)、松本充良様(埼玉県中小企業団体中央会)、小山清様(小山労務管理事務所)、小林俊一様(税理士法人小林会計)にお越し頂き、代表として松本充良様にご挨拶を頂いた。

 続いて、利根川義典氏(坂戸)を議長、大山敦氏(さいたま中央)を副議長、書記に池田職員 が選出され議事に入る。

議案はお手元の資料通り。 第1号議案を押田専務理事 2号議案を加藤(英雄)理事及び栗原監事 3号議案を押田専務理事 4号議案、5号議案、6号議案、7号議案、8号議案を加藤(英雄)理事が上提。

 全て全会一致で可決され、議長退任後、野口副理事長の閉会の挨拶を頂いて無事総会は終了となった。

 休憩時間をはさんで、第26回安全大会。今回は、総会来賓の小山様と小林様に講演を頂くという志向を変えた大会となった。

 小山様:ウクライナ侵攻は実は8年前にも発生している。その時は放送局が爆破され情報が届かなかったので、あまり伝わって来なかった。武力では敵わない相手にITで全世界に発信する手法に進化させた。そして、労災事故を発生させない努力と労働時間の管理が今後必要になる。

 小林様:インボイス制度が始まる。適格請求書発行事業者の登録申請をしなければならない。そして、電子帳簿保存法も始まったという。刻々と変化するこれらの情報も経営者として大切な情報です。

 会場を見渡すと、40代の若い会員が目立つ。世代交代も進んでいるのだろう。毎日仕事に追われ、忙しい日々を過ごしているはずだが、気持ちが態度にも表れている。「全国大会一緒に行きましょうよ~」会員に積極的に声をかけるなど、なんとなく清々しい気持ちになった。常に前を向き、立ちはだかるどんな大きな壁も乗り越えてやる!という意気込みを感じさせる総会の雰囲気だった事を皆様にお伝えしたい。